ガラディオン協定(the Galadion Accord)
- リムサ・ロミンサの海賊、黒渦団、バラクーダ騎士団との間で結ばれようとしていた協定
リムサ・ロミンサを根城とする、すべての海賊と黒渦団、バラクーダ騎士団が手を結ぶことで基本合意に至った。 これこそが「ガラディオン協定」だ。
ガラディオン号
- リムサ・ロミンサ建国の歴史は、北洋諸島での圧政への反乱がきっかけであった。
- 反乱を起こした民は、外洋航行能力を備える巨船ガラディオン号に乗り込み、南のバイルブランド島へとたどり着く。
- ガラディオン号が漂着した湾には「ガラディオン湾」の名がつけられ、ガラディオン号のミズンマストの位置にはリムサ・ロミンサ政庁や飛空艇発着場などが備わった総合タワーが建てられ、「ミズンマスト」と呼ばれている。
- 協定は、この建国の歴史を踏まえた名称である。
メルウィブ : 我らの先祖は北洋の王の圧政から逃れ、 このバイルブランド島に行きついた。 メルウィブ : 暴君との戦いに敗れた先祖たちは貧しく、 コボルド族との対立で内陸部の開発も進まぬなか…… 生きるための策として、海賊業に手を染めたのだ。
ガラディオン協定調印式
- メルウィブ提督、バラクーダ騎士団長「レイナー」、黒渦団軍令部の総長「エインザル・スラフィルシン大甲将」が出席して調印式が行われようとしたが、帝国側有利と見た裏切り者により情報が漏れ、協定は非成立に終わる。
- この後メルウィブ提督は、ガレマール帝国への対抗手段としてエオルゼア都市軍事同盟(グランドカンパニー)を選ばざるを得なくなる。
協定締結
- その後、第六星暦時代に改めて「ガラディオン協定」は締結された。
ゲラルド : 海賊の根城と化していたリムサ・ロミンサを、 ほかの都市国家がよく思うはずもありませんよね? ゲラルド : 都市国家同士が争っていた時代ならともかく、 今ではエオルゼア諸国が力を合わせねば生き残れません。 ゲラルド : そこでメルウィブ提督は、海賊業を禁止し、 外敵と戦うため、海賊諸派に共闘を呼びかけたのです。 そして「ガラディオン協定」が結ばれ、帝国に対抗しました。
エインザル : あぁ、三大海賊は、霊災前に結ばれたガラディオン協定の下、 黒渦団の海賊部隊「打撃艦隊」に名を連ねてはいた。
税関公社の職員 : はい~、海賊といってもガラディオン協定に参加した彼らは、 私掠船免許を得て帝国船を襲う、政庁公認の組織なんです~。 最近では、まっとうな交易だってしてるんですよ~。