エレクトロープ(Electrope)
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ7.0を最後まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
概要
- およそ400年ほど前に、アレキサンドリア(のあった世界)で発見された鉱石。
スフェーン : でも、そんな状況を覆す「宝」が見つかった。 それが、エレクトロープだよ。 ウクラマト : この街を造っている素材、だったよな。 スフェーン : あるとき、落雷で発生した山火事の跡を見に行った村人が、 不思議な黒い鉱石を発見した……それがすべての始まり。
- このエレクトロープは雷属性の力を溜め込み、別の属性に変換したり、放出したりする性質があるとわかった。
スフェーン : その鉱石には雷属性の力を溜め込み、別の属性に変換したり、 放出したりする性質があるとわかったの。 以来、忌々しい雷雲は大きな恵みとなった。
- その後アレキサンドリア(のあった世界)では、このエレクトロープを利用することで様々な技術が開発され発展していったのだという。
スフェーン : エレクトロープと名付けられたそれを利用して、 様々な技術が開発されたことで、民の生活は大きく改善した。
- しかし必需品となる一方で限られたエレクトロープを巡っての争いが起きたのだという。
スフェーン : エレクトロープは、瞬く間に発展の必需品になっちゃったんだ。 当時は大した産出量もなかったのにね……。 スフェーン : 自国の領土から採れる量が少なければ、 当然、他国から奪うしかない。 そうして争いが起きたの……。
雷光大戦
- エレクトロープはいつしか兵器にも転用され奪い合いが加速したことで、(アレキサンドリアのあった)世界は「雷光大戦」と呼ばれる戦争に突入したという。
スフェーン : いつしかエレクトロープは、 他国を侵略する兵器にも転用されはじめ、 その兵器を守る防備にも使われるようになった。 スフェーン : ますますエレクトロープは足りなくなり、 奪い合いが加速する……。 こうして世界は「雷光大戦」と呼ばれる戦争に突入したの。
ミララ族(ララフェル族)による利用
- 元いた故郷からある事情で移住してきた異邦人であるミララ族がこのエレクトロープを万能物質へと変化させ、その能力により重用されたのだという。
算術の燭台 : ミララ族は算術的な思考に長け、 エレクトロープを万能物質へと変化させた。 ゆえに異邦人の彼らは、各国の王族に重用されたという。
ヘリテージファウンドでの利用
- エリア「ヘリテージファウンド」では、このエレクトロープを効率的に作り出し各種都市機能維持システムに利用されている。マップ内各所に様々な施設があるほか、サブクエストでも詳しく説明されている。
「送雷塔」
- まず「送雷塔」と呼ばれる避雷針で雷を受け止める。
グ・ラハ・ティア : やっぱり……。 あっちに立ってる棒状の構造物を、しばらく眺めてみてくれ。 そこめがけて雷が落ちてるんだ。 グ・ラハ・ティア : あれは、避雷針のようなもので間違いなさそうだ。 意図的に落雷を集めているように見える。 グ・ラハ・ティア : 雷からエネルギーを集める装置、といったところか。 誰が造ったにせよ、かなり高度な技術だぞ。
新米の駆除人 : うええ、ありがとうございます……。 でも、あなたは「送雷塔」が怖くないんですか? 新米の駆除人 : この塔は避雷針であり、エネルギーの中継地点でもある……。
「蓄雷機」
- 溜められた雷は「蓄雷機」へと集められる。
仕事熱心な男性 : これは「蓄雷機」っていうんだ。 送雷塔から送られてきた雷属性のエーテルが、 地中のケーブルを伝って、こいつに集められてるのさ。
「変雷機」
- 「蓄雷機」へと集められた雷は、「変雷機」を使って様々な圧力に整えられたうえで各種設備や家庭へと配分される。
仕事熱心な男性 : さっきの蓄雷機へ蓄えられた雷属性のエーテルは、 次にこの「変雷機」へと送られてくる。 仕事熱心な男性 : 雷力を利用しやすい程度の圧力に整えて、 各設備や家庭に配分するのが、こいつの役目なんだ。
家庭での利用
- 「食料保冷庫」
仕事熱心な男性 : この箱型の施設は「食料保冷庫」だ。 エーテルを雷属性から氷属性に変換することで庫内を冷やして、 食料を冷凍保存してるってわけさ。
- 「二層式温水タンク
仕事熱心な男性 : あいつの中身は、生活用水として使う「濾過した雨水」だ。 雷属性のエーテルをエレクトロープで火属性へと変換することで、 いつでも温水が使えるようになってるんだ、便利だろ?