エニグマ・コーデックス(Enigma Codex)
- ゲーム内設定のひとつ。
- クロニクルクエスト「機工城アレキサンダー」に登場するキーアイテム。
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概要
- 「エニグマ・コーデックス」とは100年前のとある天才技師が記した科学思想書である。
- 何百年も動く無限機構からおいしいチーズの作り方まで、あらゆる技術的アイデアが記されている。「アレキサンダー計劃」も、このエニグマ・コーデックスに記されたアイデアのひとつであるという。
100年ほど前、とある天才技師が記した、科学思想の書よ。 そこには、あらゆる技術的アイディアが記されてる。 何百年も動く無限機構から、おいしいチーズの作り方までね。 その「断章」には、高い賞金が懸けられているの。 移動式の城塞を構築し、科学による理想世界を実現する構想…… 「アレキサンダー計劃」も、その書に記されているわ。
- クイックシンクスにより復元されたエニグマ・コーデックス
著者
- 「エニグマ・コーデックス」を著したのは、アウラ・ゼラの天才技師であるという。
100年前 「エニグマ・コーデックス」記したの さすらいの民 アウラ・ゼラの天才技師! ミーデと同じ 青い髪の一族……!
- 著者は若い頃にシャーレアンに留学したという。
コーデックスは匿名で著されたため、その名は不詳だが、 著者は若き日にシャーレアンに留学し、才能を開花させたとされる。 ミーデはその遺志を継いだという、青い髪の一族の出身なのだろう。
エニグマ・コーデックスの断章
- その後ミーデは、トレジャーハンターとしてこの断章を集め続けてきた。
エニグマ・コーデックスの仕掛け
- エニグマ・コーデックスにはある仕掛けが施されており、その思想に真に共鳴しうる者だけが「読む」ことを許されるという。
コーデックスには、ある仕掛けが施されているの。 その思想に真に共鳴しうる者だけが、「読む」ことを許される……。 だからこの書を「読める」資質の持ち主は、稀にしか見つからない。
あなたは、憶えてる……? ラウンドロクスがこのかけらを見せてくれたときのこと。 あの娘が手にしたとたん、この石はまばゆい光を放ち、 「エニグマ・コーデックス」の断章を映しだした……。 あれが、コーデックスを「読める」ということよ。
- 「読む」ことで、設計図か魔紋のような立体映像が浮かぶという。
ラウンドロクスはよく、あの輝石を眺めていた。 彼女が触れると、設計図か魔紋のような立体映像が浮かぶのだ。 オレ自身も何度か触らせてもらったが、なぜか反応はなかった。
- エニグマ・コーデックスを「読む」事ができるのは、ゲーム中ではミーデ、ラウンドロクスの2人が明確に可能であると書かれている。これ以外にも、最後は自らアレキサンダーを操ろうとしたクイックシンクスも同様に読むことができる。※下の1つ目がラウンドロクスに関するミーデの言葉、2つ目はクイックシンクス自ら語っているもの。
ミーデ : かつては私も、コーデックスを「読む」ことができたけれど…… このかけらはもう、私には反応しない。 だけど、ただひとり……これを「読んで」みせた者がいる。
万能のクイックシンクス : コフォ……コフォ…… 未来に選ばれし者は……ただひとりではナイ……。 シド : …………!? ヤツ自身も……アレキサンダーを制御できたのかッ! 万能のクイックシンクス : 気づくのが……遅かったな!
- 過去シーンで登場したダヤンたちアウラ・ゼラの一団は読めなかったとミーデが語っている。
当時の私はただ、みんなの喜ぶ顔が見たくて、 「エニグマ・コーデックス」の断章を集めていただけ。 ……難しい思想なんて、よくわからなかったしね。 ……なのに、なぜかそんな私だけがコーデックスを「読めた」の。 それはきっと、あのころの私の心が、何も書かれていない、 真っ白なページだったから。
- 「エニグマ・コーデックス」に記された理想を信じるものだけが「読む」ことができるという。
「エニグマ・コーデックス」は、ひとつの理想を追求した書だ。 記された思想に、少しでも疑いを持つ者には、扉を閉ざす…… かつてのミーデも……クイックシンクスも、 理想を信じていたからこそ、コーデックスを「読む」ことができた。
エニグマ・コーデックスの復元
- ラウンドロクスが3年前に拾って持っていたエニグマ・コーデックスは、未来を読むことでクイックシンクスが手に入れる。さらに捕まえたラウンドロクスを利用することで復元したエニグマ・コーデックスの完全解読に成功する。
アレキサンダーの操舵装置
- エニグマ・コーデックスの断章をすべて揃えてアレキサンダーに組み込むことで、理想郷へと導く「操舵装置」になる。
……アレキサンダーは、理想郷を求める心が呼んだ蛮神よ。 その信仰を生んだ「エニグマ・コーデックス」は、 蛮神に組み込まれることで、理想郷へ民を導く「操舵装置」となる。
完全な状態の「エニグマ・コーデックス」と、 そこに記された思想に共鳴し、「読む」ことができる者…… このふたつがそろえば、意のままにアレキサンダーを操れるわ。
- エニグマ・コーデックスを「読む」能力を持っていたラウンドロクスは、青の手により誘拐されアレキサンダーの操舵装置の「部品」にされてしまう。
ミーデ : 私のミスよ……「青の手」には、気づかれてないと思ってた。 ラウンドロクスが、アレキサンダーを制御するための、 「鍵」だということに……。 ミーデ : そう、本当の「最後のパーツ」は……あの娘だったのよ! 早く助けないと、あの娘は薬漬けにされて、 操舵装置の「部品」にされてしまう……!
関連項目
- 【機工城アレキサンダー】
- 【ミーデ】【クイックシンクス】