イシュガルド四大名家(-よんだいめいか / The High Houses of Ishgard)
四大名家っていうのはね、遠い昔、
征龍将ハルドラス様と共に邪龍を討った 偉大なる騎士様の末裔なの。
対立したりもするけれど…… イシュガルドを守り支える仲間だもの。
助け合うのは当然だって、オルシュファン様も言ってるわ。
概要
- イシュガルドの国旗は、イシュガルドをこの四家が支えあっていることを示すかのように、中央のエスカッシャン(盾)の部分に四家の紋章があしらわれたものとなっているようだ。
対立
アインハルト家(House Haillenarte)
- アートボルグ砦群を管轄。かつてはストーンヴィジルやスチールヴィジルも管轄していたという。
- アインハルト家の紋章は「黒地に薔薇」で、国旗の左上に位置している。
- 代々鍛冶と工業を司る家で、イシュガルド随一の工房である「スカイスチール機工房」はアインハルト家が直轄している。
一人乗り用の小型飛空艇、「マナカッター」をガーロンド・アイアンワークスとの協力で製造するなど、技術力は高い。
- 昨今はかなり落ち目であり、管轄していた砦をドラゴン族に奪われた挙句、それの奪還を他家に頼む始末。更には内部に異端者疑惑の者が出るなどで混乱が起きている。
デュランデル家(House Durendaire)
- ホワイトブリム前哨地やアドネール占星台を管轄。
- 紋章は「赤地に金の警鐘」で、国旗の右上に位置している。
- 代々星見を司る家で、アドネール占星台や、聖ガンリオル占星院はデュランデル家の直轄。星を見て竜の動きを読み、そしてそれを警鐘で伝えることを職掌としてきた。それが家の紋章にも表れている。
- 飛空艇技術が発達した現在は、聖ガンリオル占星院は、航空管制室としての役割も担っているため、イシュガルド・ランディングは占星院の目の前に配置されている。かねてよりの星見によるドラゴン族に襲撃されにくい空路の選定など、仕事量は嘗ての比較ではないほど増えているようだ。
- この家系の者は褐色の肌が特徴。イシュガルド内では友好関係にあるゼーメル家と並んで保守派の筆頭格。他家と比べても精強な騎士団を持つことで知られる。
- 実は、もともとはデュランデル家はリベラルなフォルタン家と並んで、他国との交流を開くべきとする改革派だったのだが、十数年前、俊英で知られた長男が遊学のために乗っていた船が海賊に襲撃されて行方不明になってしまい、それ以来一転して保守派に回ってしまった。
- なお、このことがショックだったのか、長男の側近であったゴルガニュ卿は騎士を引退して西部高地で牧場を始めた。
ゼーメル家(House Dzemael)
- ゼーメル伯爵家
- ハルドラスとともに戦ったシルヴトレル・ド・ゼーメルを祖に持つ。
- 紋章は「赤地に白の塔に両脇に黒の斧槍」で、国旗の左下に位置している。斧槍は国旗の両側に配置されている。
- 半地下式の要塞「ゼーメル要塞」を構築した。
- 守護領地を持っており、ゼーメル要塞もそのうちのひとつ
- 元々はこれといった特徴は無かったが、嘗て築城を得意とする家門を取り込んだことで、家の紋章にある塔にも示されるように築城を司る家となった。イシュガルドの要塞や都市はゼーメル家が中心となって建造を行っている。なんでも、美しさと機能性を兼ね備えているのが特徴らしい。
フォルタン家(House Fortemps)
- ハルドラスとともに戦ったフラヴィアン・ド・フォルタンを祖に持つ。
- キャンプ・ドラゴンヘッドを管轄。
- 「黒地に赤の一角獣」を紋章とし、国旗の右下に位置している。
- 司る職掌は不明。管轄していると明言されているのは、クルザス中央高地のキャンプ・ドラゴンヘッド。
- 四大名家の中では特に目立つ改革派で、イシュガルドの他国への門戸開放の必要性などを強く訴えており、また、冒険者など外部の戦力の受け入れにも積極的。これは現当主であるエドモン・ド・フォルタン伯の方針による。
- デュランデル家に負けず劣らぬ強力な騎兵戦力を有する。
それ以外の名家
ヴァレンティオン家
- ヴァレンティオンデーのきっかけとなった伯爵家。「勇気より愛は生まれん」をモットーとする。
- ハート形のエスカッシャン(盾紋)を紋章とする
ジェルヴァン家
関連項目