ゼノス・イェー・ガルヴァス(Zenos Yae Galvus)

- ガレマール帝国所属のNPC
- CV:鳥海浩輔
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概要
ガレマール帝国第XII軍団長にして、現皇帝の実子。誰よりも戦いを好み、最前線にて剣を振るうことも多い。また、敵味方に関係なく冷酷かつ、容赦がないことでも知られる。"ドマ"の反乱を鎮圧したことで頭角を現したが、その際、現地の"刀"の有用性を認め、以来これを用いるようになった。
- ガレマール帝国軍第XII軍団長にして、現皇帝ヴァリス・ゾス・ガルヴァスの実子。皇位継承権第一位。
名前
- ゼノス・イェー・ガルヴァスのガルヴァスは、初代皇帝、二代皇帝と同じ姓となっている。
- また『ガレマール階級論考:上巻』において「イェー」は、国家元首たる皇帝の「ゾス」に続く皇族として記述されている。「蒼天のイシュガルド」現在の二代皇帝ヴァリスの、即位前の名前は「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」となっていた。
ドマ制圧(第二次)
あぁ、皇位継承権第一位の大物だ。 アラミゴの総督となる前は、東州オサード大陸の属州、 ドマの反乱を鎮圧したことで武名を高めた将とも聞く。 今や、アラミゴとドマというふたつの属州を、 管轄する立場にある帝国でも指折りの実力者というわけさ。
リセ : ちょうどよかった。 これから、1年前の戦での、ゼノスの様子について、 話してもらうところだったんだ。 ドマ反乱軍の足軽 : 皇太子ゼノス…… あの男の戦いぶりは、異様のひとことに尽きました。 ドマ反乱軍の足軽 : 着任してすぐ、奴は劣勢だった帝国軍を再編成し、 我々の作戦を逆手にとって、戦況を逆転させました。 ……しかし、そのまま押し切ることはしなかった。 ドマ反乱軍の足軽 : ゼノスは、窮鼠となった我らの前に姿をあらわし、 仕留めてみせよと、単身で戦いはじめたのです。 ドマ反乱軍の足軽 : もののふたちが、次々と挑んでは死んでいきました。 卑怯者の誹りも恐れず、あらゆる手で奴の首を狙いましたが…… 我らの刀は届かなかった。 ドマ反乱軍の足軽 : ゼノスは、圧倒的な強さで、ドマを蹂躙し尽くしたのです。 最後まで……あますことなく、戦を堪能するかのように。 リセ : 虐殺を、楽しんでいたってこと……? ドマ反乱軍の足軽 : ……私には、少し違うように思えました。 奴は、大義や目的を持っていなかった。 同時に、敵をより多く殺すという結果を求めてもいなかった。 ドマ反乱軍の足軽 : ただひたすら、向かってくる者を己の技能で圧倒する……。 多勢に無勢を、最大効率で駆逐する……。 ドマ反乱軍の足軽 : 降伏を申しでる者の前で家族を殺し、 勇む者の志を卑下しては逆鱗に触れ、 より凶暴な敵を造りだしては……また倒す。 ドマ反乱軍の足軽 : 信念をもって戦場に挑む者にとっては、あまりにむごい…… それは、どこまでも、遊戯としての「狩り」だったのです。 ドマ反乱軍の足軽 : 結局、屍の山を築きあげて、ゼノスは帰っていきました。 かろうじて生きのびた同胞によると、去り際にひとこと…… 「退屈だ」とつぶやいて。 ドマ反乱軍の足軽 : しかし、戦の中で奪った獲物…… 侍が扱う「刀」には、何か惹かれるものがあったのでしょう。 ドマ反乱軍の足軽 : ゼノスは以降も刀を使い続け、 このドマからも、多くの名刀や妖刀が徴収されています。
第二次ドマ制圧ではガンブレードを用いて反乱軍を圧倒していたが、反乱軍が使っていた刀を拾いカイエン討伐へ赴いている。
光の戦士との交わり
- 作中三度に渡って交戦することになる。
- ラールガーズリーチにて初めて対峙した時はその強さで光の戦士を歯牙にもかけなかったが、得物の刀が折れたのを見て何かを感じ取ったのか止めを刺さずにその場を立ち去る。
- ヤンサ平原での二度目の戦いでもやはり光の戦士は屈することになるが、ゼノスは戦いの旅を経て光の戦士が成長していることを実感し、自身の獲物として目をかけるようになる。
- アラミゴの決戦において遂に光の戦士はゼノスに膝をつかせることに成功する。ゼノスは目論見通り光の戦士が自身を討てるだけの力を身につけたことに狂喜し、アラミゴ空中庭園での決戦へと誘う。
- 空中庭園での光の戦士との問答の中で彼/彼女が自分と同じ「戦いを悦楽とする者」であると指摘。自らの唯一の「友」として最後の戦いに臨む。