第五星暦

第五星暦(だいごせいれき / the Fifth Astral Era)

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概要

  • 第五星暦には、「第五霊災」の寒波の名残で今と比べ物にならないくらい世界は冷えきっていたという。それを乗り越えるため、第五星暦は人々が「魔法」を手にした時代でもあったという。寒さをしのぐため、異種族との戦いのためにより強い魔法を求め、それが破壊をもたらす【黒魔法】であったという。時を同じくして、黒魔法への抑止力とすべく、魔力を癒しと浄化に用いるべく編み出されたのが幻術士の使う【白魔法】であるという。
  • 人々は魔法を手に入れ栄華を極めたが、さらなる繁栄を求めて魔法を濫用し、「人々は精霊の大きな怒りを招き、すべては水に流され、あるいは森に呑まれ、そして、第六霊災が訪れた」のだという。

神歴

5番目の星暦

  • エオルゼア世界の歴史は、大きく分けて”安定期の星暦”と”変動期の霊災”の2種類の周期を繰り返してきたと考えられており、第五星暦は、その5番目の星暦となっているために「第五の星暦」と呼ばれている。

第五星暦の始まり

  • 第五星暦は、大氷雪時代と呼ばれる第五霊災の終わりとともに始まった。
  • 厳しい寒さの中で始まった第五星暦は、信仰が復活した時代であったという。
  • 人々はエオルゼア十二神を祀る大聖堂を建て、祈りを捧げるとともにその祝福の力として魔法を用いた。寒さを防ぐため、いのちを守るために魔法の復活が相次ぎ、復興の原動力となった。

魔法文明の開花

  • 第五星暦に入り300年が過ぎる頃、気候が安定して魔法の利用により生活基盤の復興が完了すると、エオルゼア各地に人々が集う都市が次々に勃興し、そうした都市がやがて独立した都市国家の体を成していった。
  • さらに個々の都市国家ごとの独自の文化が花開いた結果、十二神を統合して崇めるのではなく、いずれか一柱の神を「守護神」として特に強く進行するという文化が広まりを見せていくことになった。

戦乱の予兆

  • 各地に生れた都市国家は、250年ほどかけて発展し最大十二の都市国家が並立したという。
  • やがてこれらの都市国家は存続をかけてしのぎを削り合うようになり、いくつかの都市は滅亡しあるいは統合され、勢力図は刻々と変化した。
  • 第五星暦も1000年を過ぎる頃にはヤフェームのちに築かれた「魔法都市マハ」、アルデナード小大陸中央部の平野(現在の黒衣森一帯)を支配した「アムダプール」、バイルブランド島を統治した「海洋国家ニーム」を含め、都市国家の数は6にまで減っていた。

魔法都市マハの台頭

  • 第五星暦800年頃、マハにひとりの女魔道士が現れる。
  • シャトトという名の女魔道士は、生涯を通じて「究極の破壊の力」を追い求め、それは「黒魔法」という独自の魔法体系を生み出すこととなる。
  • 強大な威力を有する黒魔法の確率により、マハの軍事力は飛躍的に高まることになった。

シャトト

妖異使役術

  • やがて黒魔法の発達とともに、マハでは異界「ヴォイド」の存在である「妖異」を召喚して使い魔として使役する手法が確立されていった。
  • かつて第三星暦アラグ帝国においても妖異と契約を交わすことでその力を利用していたが、マハでは契約時に「要」と呼ばれる魔器を造り、一種の安全装置として利用していた点が異なるとされる。
  • 妖異に反逆の意志があると判断した際には、この「要」を用いることで異世界との繋がりになっている依り代を破壊し、妖異を強制的に消滅させてしまう仕組みであったという。

古都アムダプール白魔法

  • 一方黒衣森南部に栄えたアムダプールでは、大地と豊穣の神ノフィカを信奉していたことから世の調和と平穏な生活を望む傾向にあった。
  • 第五星暦300年頃に他の都市国家に先駆けて興ったこともあり、他の都市国家からも十二都市国家からも「長老」的な存在として「古都」と呼ばれ敬われる存在であったという。

白魔法の発明

  • 専守防衛を掲げるアムダプールにおいて発達したのは、石造りの像に魔法をかけて操る妖術であったという。
  • 古典的なゴーレム製造法を基盤としつつ、独自に操縦術を発展させた彼らは、石材を削って精巧な彫像を造り、魔法によって仮初の命を与え守護者と成した。
  • その一方で魔法都市マハ黒魔法を用いて周辺都市を併呑し始めると、これに対抗する力の開発に力を注ぎ始めることとなった。こうしてアムダプールで生み出された魔法は浄化と癒やしの力である白魔法であった。
  • この白魔法の確立により、第五星暦1000年代諸島においては、魔法都市マハとの衝突は、一時的にだが危うい力の均衡により保たれることとなった。

魔大戦

  • しかし各都市国家は華やかな生活をおくる一方で密かに軍拡競争を続け、やがて第五星暦1200年代半ばになってついに戦端が開かれたという。いずれの都市国家が戦いの火蓋を切ったのかは明らかではないが、こうしてエオルゼア全土を巻き込む「魔大戦」が始まった。

ニームの悲劇

  • バイルブランド島に存在した海洋としニームは、十二都市においては人口規模も軍事力も小さく、航海術を駆使した交易により生計を立てる小国であったという。
  • 一方で荒々しい海の民という一面も持ち合わしており、都市の防衛を担う「ニーム海兵団」は猛者として知れ渡る存在であった。数少ない魔道士たちに治癒と支援に特化した「軍学魔法」を習得させ、斧を主体とした海兵の指揮にあたらせるという独自の編成スタイルを確立し魔大戦が勃発してからもマハが送り込んできた妖異を退けていた。
  • 300年の長きに渡って続いた魔大戦の末期、ニームに恐ろしい伝染病が持ち込まれ、感染者をワンダラーパレスに隔離したものの根本原因である妖異の存在に気づくのが遅れ、病の恐怖と差別意識が頂点に達した時、川を氾濫させて隔離施設を湖の底へ沈め魔法によって封じるという行為にでてしまい、そこから衰退への道を歩むことになった。

アムダプール攻防戦

  • 第五星暦1200年頃、魔大戦は最終局面を迎え、魔法都市マハの軍勢が古都アムダプールの市街地まで迫ろうとしていた。
  • マハは妖異の大軍勢を投じて、都市防衛の要である城を陥落させると、都市部への侵攻を開始。黒魔道士たちは上級妖異である「ディアボロス」を召喚し一気に決着をつけようとする。
  • いっぽうアムダプールの白魔道士たちも都市に多数配置していた石造りの守護者たちを目覚めさせ、ディアボロス率いる妖異の軍勢に対抗、多大な犠牲を払いながらもディアボロスを封印しマハの軍勢を押し返すことに成功した。

グランドカンパニー設立

  • こうしてアムダプール攻防戦は防衛側の勝利で終りを迎えるが、魔大戦の戦火はエオルゼア各地で属性エーテルを大量消費することになり、属性バランスが崩壊し天変地異が始まる。
  • 環境エーテルの観測により来る第六霊災が「水の属性」であることが判明したため、都市国家はそれぞれの民を守るために都市国家の総力を挙げる体制を必要とし、総合司令部的な組織を立ち上げることになる。これが後のグランドカンパニー設立につながっていく。

箱船アーク

  • 一方魔法都市マハでは、千を超える妖異を棺桶状の魔器に封じ、その魔力を搾り取ることで巨大な「箱船(アーク)」を浮行させるというが行われた。このアークを用いて雲海に浮かぶ浮島(影の国ダン・スカー)へ逃れるという計画をたてる。
  • これを実行するために、マハ黒魔道士たちは妖異の女王「スカアハ」を中核として利用することとし、そのコントロールをマハ随一の大魔道士「クェーサル」に命じる。クェーサルは、侵略戦争に反対の立場を取ったことで投獄されていたのだが、これに恩赦を与えてアークの運行制御を行わせようとしたのである。
  • 当初は無謀とも思える作戦に難色を示したクェーサルであったが、大洪水が避け得ぬ運命であることを悟ると、協力の意思を示した。熟練の魔道士53名が集められ、クェーサルの指揮の下千の妖異を操り「アーク」は試験航行に出る。しかしこの試験航行中に妖異スカアハが暴走、次々と妖異が目覚め船内で暴れ始めたためである。クェーサルと53名の魔道士たちはこれに応戦しどうにかスカアハと妖異を封じることに成功するが、この戦いで魔道士たちも命を落とし、「アーク」は雲海を漂う「ヴォイドアーク」へと化してしまったのであった。

年表

関連項目

五紀暦】【神歴記(メザヤ記)

白魔法】【黒魔法

シャトト