ガレマール帝国軍
- ガレマール帝国が擁する軍隊
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概要
- ガレマール帝国の主要民族であるガレアン人は人口が少ないため、これまで征服した国を属州としつつ急速に版図を拡大してきた経緯がある。強力な飛空戦艦を擁する軍事力を背景に、被征服民を教化して採り込みながら現地で兵を補充することにより、次々と周辺国を併呑していった。
軍の構成
- タウンリポート/ガレマール帝国軍の動向によると次のような組織であることがわかる。
ガレマール帝国の「軍団」について解説するよ。 帝国軍は、「軍団(レギオ)」という単位で軍勢を編成しているの。今、エオルゼアに攻めてきているのは、14あると噂されている軍団のひとつ、ネール・ヴァン・ダーナス軍団長が率いる第VII軍団よ。
さて、この「軍団」だけど、10の「歩兵大隊(コホルス)」で構成されているわ。そして1つの「歩兵大隊」は3つの「歩兵中隊(マニプルス)」、1つの「歩兵中隊」は2つの「歩兵小隊(ケントゥリア)」で作られることが解っているの。
問題は、この単位よ。以前の襲撃では、「歩兵中隊」規模の大勢の兵隊が、どっと押し寄せるように攻めてきていたの。だけど、最近現れている帝国軍の部隊は、それよりも少ない「歩兵小隊」規模らしいの。
- このレポートを元にした組織編成は次の通り
軍団(レギオ) └歩兵大隊(コホルス) ※10個歩兵大隊で1軍団をなす └歩兵中隊(マニプルス) ※3個歩兵中隊で1歩兵大隊をなす └歩兵小隊(ケントゥリア) ※2個歩兵小隊で1歩兵中隊をなす
代表的な軍団および軍団長
ガレマール帝国軍第VI軍団
- レグラ・ヴァン・ヒュドルス(Regula Van Hydrus)を軍団長とする。
- ガイウスと似たタイプのガンブレードを扱う。
- 魔大陸アジス・ラーを担当している。
ガレマール帝国軍第VII軍団
- ネール・ヴァン・ダーナス(Nael van Darnus)を軍団長とする、極めて戦闘能力が高いとされる軍団。
- 華麗な白銀の鎧をまとっていることから、軍団長ネール・ヴァン・ダーナスは「白銀の凶鳥(The White Raven)」とも呼ばれている。
- ネール・ヴァン・ダーナスはダラガブ接近の最中命を落とし(紅月下の戦い)、帝国軍第VII軍団もその後カルテノー平原の戦い(トレーラー:時代の終焉・新生エオルゼアOP)において壊滅した。
ガレマール帝国軍第XII軍団
- ゼノス・イェー・ガルヴァス(Zenos Yae Galvus)を軍団長とする。
- アラミゴ統治を担当する。
- なおゼノス・イェー・ガルヴァスの名前は皇帝の一族であることを示している。
ガレマール帝国軍第XIV軍団
- ガイウス・ヴァン・バエサル(Gaius van Baelsar)を軍団長とする。
- 過去に5つの都市国家を征服し、属州化した実績を持つという。
- 準州化したアラミゴに駐屯し、軍団長バエサルは臨時属州総督に就いていた。
- 軍団長ガイウス・ヴァン・バエサルは、「漆黒の王狼(The Black Wolf)」と呼ばれ恐れられている。
- マーチ・オブ・アルコンズ作戦にて主要人物が軒並み戦死あるいは失踪、現在は残党が各地のカストルムに留まっている。
- 第XIV軍団の幕僚長(Tribunus laticlavius):ネロ・トル・スカエウァ(Nero tol Scaeva)
帝国本国で機工師として数々の魔導兵器開発に参加。 その技術力を認められ、ガイウスによって引き抜かれ幕僚長の地位に就いた。 自身が設計したガンハンマー「ミョルニル(Mjolnir)」を振う。
- 第XIV軍団の分権隊長(Tribunus angusticlavius):リウィア・サス・ユニウス(Livia sas Junius)
天性の武才を認められ、ガイウスの被後見人となった元戦災孤児。 長じた彼女は数々の軍功を挙げることで、その期待に応えてきた。 甲冑と一体化したガンバグナウ「アグライア(Aglaea)」を纏う。
- 第XIV軍団の陣営隊長:リットアティン・サス・アルヴィナ(Rhitahtyn sas Arvina)
生粋の帝国市民ではなく属州出身のルガディン族だが、 類まれな用兵術をガイウスに認められ、陣営隊長の地位に上り詰めた。 攻防一体の重兵器、ガンシールド「タルタロス(Tartarus)」を操る。
帝国軍の人的戦力および魔導兵器群
人的戦力
- 純粋なガレアン人の人口の少なさを補うため、弾圧と懐柔を巧みに使い分け、被征服民を取り込んでいる。
- 少なくとも帝国軍には、ヒューラン、エレゼン、ミコッテ、ルガディン、ララフェルの存在が確認されている。
- エオルゼアのような辺境では、兵力不足から現地徴用された傭兵との混成部隊となっていることが多い。
インペリアルセンチュリオン(Imperial Centurion)
- 軽量合金の甲冑の下に強靱な化学繊維の戦衣をまとい、剣と銃が一体化した剣銃で武装したガレマールの百人隊長。
- 銃撃や火撃、氷撃のような特殊攻撃に対しても防護対策が施されている。
航空戦力
飛空戦艦「アグリウス」
- 赤い船体を持つ超大型の飛空戦艦。
- 第XIV軍団が旗艦(the imperial flagship)として運用していた。
- 「銀泪湖上空戦」の際に、「幻龍ミドガルズオルム」と相打つ形で墜落。
- 現在、その残骸は「黙約の塔」と呼ばれている。
飛空戦艦「グラティオン」
- 「蒼天のイシュガルド」にて、先の「銀泪湖上空戦」以来になるアグリウス級飛空戦艦「グラティオン」が前線配備された。
- ネームシップである「アグリウス」とは異なり、赤ではなく暗いグレーを基調とした色を持つ。
- 現在は魔大陸アジス・ラー接岸しているが、直前に受けた蛮神シヴァの攻撃の影響で、青燐機関が凍り付いており、航行不能状態にある。
高速魔導駆逐艇 (Imperial Assault Craft)
- 「カストルム・メリディアヌム」の戦いで確認される小型飛空艇。
- 対地攻撃が可能な砲が、船首下に装備されている。
- ガイウス・ヴァン・バエサルは、赤く塗装されたこのタイプの飛空艇を移動時に利用していた。
魔導兵器
- ガレマール帝国軍が採用している兵器群。
- 魔導技術により新造された「魔導兵器」であるが、アラグ帝国の「魔科学兵器」をリバースエンジニアリングした物も多い。
- 正確な定義は不明だが、概ね「青燐水」を動力源とする「青燐機関」で動く機動兵器といったところのようだ。
魔導ジャガーノート(Magitek Juggernaut)
- 筒状の浮行ユニットと、二脚型の走行ユニットで構成される飛行型魔導アーマー。
- 分隊規模の兵員を載せることができるため、揚陸艇としても運用される。
魔導リーパー (Magitek Reaper)
- 単騎での偵察任務から、横隊での突撃戦術まで、幅広く用いられる騎乗型魔導アーマー。
- 帝国軍における騎兵戦力の中核を担う。
- 機動性を向上させた「プロトアーマー」という試作機が開発中。
- 耐魔法コーティングを施した「C式魔導アーマー」が存在する。
魔導ヴァンガード (Magitek Vanguard)
- サーメット製ドリルによる城門・防壁の破砕を主任務とする無人型魔導アーマー。
- 文字通り先兵として運用される他、攻城兵器対策として拠点防衛にも用いられる。
- 亜種として「試験型」、「重装型(H-1)」、「改修型(H-3)」、「強襲型(F-1)」などが存在する。
魔導コロッサス (Magitek Colossus)
魔導デスクロー (Magitek Death Claw)
- 浮行タイプの無人型魔導アーマー。
- ネロ・トル・スカエウァが開発した。
- 亜種として輸送用の「魔導パッカー」や砲弾装填用の「魔導ローダー」、魔大陸に配備された「魔導アダマンクロー」が存在する。
- おそらく古代アラグ文明の遺産「アイアンクロー」をリバースエンジニアリングしたものである。
魔導ビット (Magitek Bit)
第七霊災(第七の浄化)との関わり
概要
- 旧FF14で描かれた「第七の浄化」に合わせ、ガレマール帝国軍はエオルゼア諸地域へ進軍を行っていたことがある。
- この時には「白銀の凶鳥」ネール・ヴァン・ダーナスと、「漆黒の王狼」ガイウス・ヴァン・バエサルが主に指揮を執り、最終的に光の戦士とと対峙したネール・ヴァン・ダーナスはエオルゼアの地で倒れる。
- その後ガイウス・ヴァン・バエサルが引き継ぐ形でエオルゼア各地にある「カストルム」を掌握、アルテマウェポンを派遣して降伏を呼びかけるが、エオルゼア同盟軍の「マーチ・オブ・アルコンズ」作戦によりアルテマウェポンは破壊され、またガイウスも行方不明となった。
噂
- 第七の浄化に合わせるように、エオルゼアに再びガレマールが進軍してきているという。
- 特に「トトラクの千獄」および「ゼーメル要塞」では良質のクリスタルを産出するため、帝国は当該地のクリスタルを調査していると思われるが、それは表向きの理由であり、実は「クリスタル豊かな地に現る」とされる「蛮神」を探しているのだという。
第ⅩⅣ軍団長ガイウス・ヴァン・バエサル
- 「漆黒の王狼」と呼ばれている。
- トトラクの千獄の侵攻を指揮しているとみられる。
オルン・グインカム中甲士 : 帝国軍が駐留している「銀泪湖」には魔導アーマーなる兵器が運び込まれている故、 慎重に派兵計画を立て、まずは偵察部隊を送り込んだのだが…… オルン・グインカム中甲士 : 黒い鎧を着こんだ第ⅩⅣ軍団長「ガイウス・ヴァン・バエサル」を知っているか? 奴が率いる「第ⅩⅣ軍団」により、全滅の憂き目にあったのである。 オルン・グインカム中甲士 : そこで、我らがメルウィブ提督は黒衣森にある廃墟「トトラクの千獄」への調査を指示された。 どうやら、あの廃墟に帝国兵が青燐機関を配置したという。
- 第ⅩⅣ軍団は、エオルゼア地域攻略を任ぜられているという。
第Ⅶ軍団長ネール・ヴァン・ダーナス
- 「白銀の凶鳥」と呼ばれている。
- ゼーメル要塞の侵攻を指揮しているとみられる。
ヴェールモン : もう、わかったであろう?貴公が倒したのは、影武者なのだ。その冑をよく見てみよ。 造りが粗雑な模造品と、すぐわかる。 ヴェールモン : アルトアレール様もご立腹であった。ゼーメル要塞内で「白銀の凶鳥」を追いつめたところ もうひとりの「白銀の凶鳥」が背後から現れ、挟撃を受けたと。 ヴェールモン : そのいずれも影武者だったという。 「白銀の凶鳥」と呼ばれる帝国の第Ⅶ軍団の長「ネール・ヴァン・ダーナス」め、ふざけた真似を。 ヴェールモン : 密偵の報では、怜悧かつ残虐非道な奇才と内部からも恐れられる存在だというが…… この分ではゼーメル要塞内に本人がいたかどうかも怪しまれる。 ヴェールモン : ともかく今回、我らは奴に一杯食わされた、というわけだ。 「ネール・ヴァン・ダーナス」は、翻弄される我らを高みから見物して、あざ笑っていたのやもしれぬな。
ヘルハウンド隊
ホリン・オーブレイ中闘士 : 撃破目標は、ガレマール帝国の「ヘルハウンド隊」なる部隊だ。 報告では、ハムレット「ゴールドバザー」付近に駐留している。さあ、すぐに出立できるか? ホリン・オーブレイ中闘士 : 「ヘルハウンド隊」は帝国軍と名乗ってはいるが…… 実際は、略奪を繰り返す傭兵部隊だったようだ。 ホリン・オーブレイ中闘士 : ガレマール帝国は、この傭兵部隊を放任していた。 そこで、ロロリト様が傭兵部隊に賄賂を積むことで輸送路の安全を確保していたという。 ホリン・オーブレイ中闘士 : それが奴らときたら、小賢しい!この「ヘルハウンド隊」殲滅を理由に、 帝国軍の本隊が東ザナラーンへ侵攻してきたのだ!
関連項目
【ガレマール】