地名・国名/マハ

魔法都市マハ(Mhach)

Table of Contents
ハイデリン国家
魔法都市マハ
noimage.jpg
時代第五星暦
リージョンザナラーン ヤフェーム
支配者
主要種族ララフェル
関係コンテンツシャドウ・オブ・マハ

シャドウ・オブ・マハ 妖異

概要

  • かつてヤフェームの地に栄えたという都市国家
  • マハの後、ザナラーン地方に栄えた都市国家ベラフディアもマハの魔導師が建国したという。現在のウルダハはさらに後にザナラーン地方に建国された都市国家となる。
    アルカ・ゾルカ:「マハ」ですって?
    あのおとぎ話に出てくる、破壊の魔道士たちが棲む、古の魔法都市「マハ」のことですか?
    ケット・シー : さすがはマハが誇る魔法施設……。
    1500年の時を経てなお、色あせておらぬな。

マハの建国

  • 第五星暦はじめの寒波が過ぎ去ると、北東のアバラシア山脈から流れ出した雪解け水が白妙河を形成して養分を運んできたことで、下流域であるヤフェーム一帯は豊かな地となった。
  • 第五星暦500年ごろには都市と呼べるほどの共同体が出現し、やがて「マハ」と呼ばれる都市国家が生れた。

マハの興隆

  • 成立当初のマハは、エオルゼア十二都市の一角に過ぎず、当時エオルゼア中央部を支配していたアムダプールに比べ数分の一の国力に過ぎなかった。
  • しかし第五星暦800年頃に現れた女魔道士「シャトト」は、生涯を通じて「究極の破壊の力」を求め続け「黒魔法」という独自の魔法体系を確立。これによりマハの軍事力は飛躍的に高まることとなった。
  • 黒魔法を手にしたことでマハは時代の荒波を耐え抜き、やがては周辺の都市国家を併呑し領土を広げるまでとなり、エオルゼアいちの軍事力を有する強国へとなっていった。

古代都市間の争い

  • バイルブランド島に栄えていたという古代都市ニーム黒衣森の南部森林に栄えていたという古代都市アムダプールは、共に敵対する魔道士により滅亡への道を歩んでいる。この「魔道士」は、古代都市マハの魔道士である。
    スリト・カリト:現代に、どのような伝承が遺っているのかは知らぬが、
    魔法都市「マハ」は、おとぎ話の存在などではないぞ!
    我らニームも、何度となく奴らの侵攻を受けた!
    そのマハの呪印が刻まれていたということは、交易船を助けたのも、連中の一味ということだ……。
    すべては、妖異を封じた壺を、ニームに贈り届けるため……。
    ……いや、狡猾なマハの魔道士たちのこと、交易船を襲った嵐さえ、奴らの仕業である可能性がある!
    盲点だったが、これは「トンベリ病」に繋がる重要な証拠。詳細を調べてみるゆえ、お主たちは待っていてくれ。

    ケット・シー:マハは、破壊の魔法を極め、
    アムダプールやニームといった諸国と戦を繰り広げた。
    強大な魔法飛び交う「魔大戦」をな……。
    だが、いきすぎた力の乱用は、大地を巡るエーテルを傷つけ、
    エオルゼア全土を巻き込む、大洪水を引き起こしてしまった……。

マハの位置

  • かつて「マハはヤフェームという場所にあった」という。
    ケット・シー:…今となっては、古の昔。
    かつて、ヤフェームの地に「マハ」という魔法都市があった。
  • このヤフェームとは、ヤフェーム湿地(Yafaem Saltmoor)の事を指していると思われる。
  • ワールドマップでモードゥナの西側、バイルブランド島(リムサ・ロミンサのある島)との間の海岸に湿地のような絵柄の下に何やら文字が書かれているが、これはエオルゼア文字で「Yafaem Saltmoor」という文字になっている。※クルザスマップを開くと、その湿地の位置に城郭のような絵柄が描かれていることが確認できる。
  • ただしかつてマハが栄えた頃のヤフェームは湿地ではなかったようだ。
    ケット・シー : 我が故郷、ヤフェームが、
    よもや、このような湿地になっていようとは……。

魔航船「アーク」

第六霊災と魔航船「アーク」の建造

  • 古アムダプール市街に封印されていたディアボロスは、敵対勢力の魔道士により送り込まれた「闇よりの使者」であり、白魔道士たちによってなんとか封印されたものの、疲弊した古都アムダプールは第六霊災により滅んでしまう。
  • ケット・シーにより語られる。
    ケット・シー:これを予見したのが、大魔道士「クェーサル」様だ。
    迫る厄災に慌てたマハの魔道士たちは、民を雲海へ避難させようと、
    巨大な天翔る船、魔航船「アーク」を建造しはじめたのだ。
    そして、その運航を我が主たるクェーサル様に任せた。
    戦に反対し、和を説いたゆえに、幽閉されていたあの方に。

幽霊船ヴォイドアークへの変貌

  • 魔航船「アーク」は、船内の棺に千を超える妖異を封じ込め、その魔力を利用していた。
  • しかしその制御に失敗し暴走しかけたため、棺に封印したという。
    ケット・シー:マハの魔科学は、破壊の力を追い求めて発展してきた。
    そして、行き着いた先は、異界ヴォイドの妖異を使役し、
    奴らの力を利用するという危険極まりないものだったのだ……。
    さらなる力を求めたマハの魔道士たちは、
    「アーク」の中枢として、魔王級の大妖異……
    影の女王「スカアハ」を据えた。
    そのように強大な存在を御すには、
    マハ随一の使い手たるクェーサル様の力が必要不可欠。
    ゆえに話が主を釈放し、制御の任を押し付けた……。
    しかし、クェーサル様の力を以てしても、
    「スカアハ」を押さえつけ、利用することはできなかった……。
    船内で次々と妖異が目覚め、暴走しはじめたのだ。
    クェーサル様と53人の魔道士たちは、
    命がけで、これらの妖異を「棺」に封印した。
    使い魔である私を、封印の番人として残してな。

ディアボロス

  • その封印した棺は、突如現れたディアボロスにより破られ妖異の復活が行われようとしていた。
    ケット・シー:ある日、船外から、蝙蝠の姿に化けた妖異が入り込んできてな。
    最初は私が払いのけていたのだが、徐々に魔力を増大させ、
    やがて手におえなくなり……次々と封印が破られていったのだ!
    ……なんと、あれは以前お主が討伐した妖異だと云うのか。
    どうやら、完全には倒しきれていなかったようだな……。
    奴が、女王の復活を目論んでおることは間違いない。
  • 「魔航船ヴォイドアーク」にアラグの秘宝を求めて侵入した冒険者だったが、ディアボロスは魔航船の魔力により次元を引き裂いてヴォイドゲートを開き、「女王の棺」をいずこかへ転送させてしまった。

マハの名称

  • マハの名称があるダンジョンやアイテム。

シャドウ・オブ・マハ(Shadow of Mhach)

  • パッチ3.0(蒼天のイシュガルド)における24人レイドのシリーズ名称は「シャドウ・オブ・マハ」となっている。
  • 第一弾が「魔航船ヴォイドアーク」。箱船(アーク)とは、かつて第六霊災の大洪水から逃れるためにマハの魔道士たちが造り上げた邪悪なる力を用いた禁断の箱船という。

マハ古銭(Mhachi Farthing)

魔法都市「マハ」で流通していたと思しき古銭

  • 「魔航船ヴォイドアーク」をクリアすると入手できるアイテム。
  • マハ古銭は、「アラガントームストーン:禁書」と交換で入手できる「新生古典装備(禁書装備)」を強化するための素材と交換することができる。
  • パッチ3.3で追加された続編「禁忌都市マハ」では、同様にクリア報酬として「大判マハ古銭」が設定されている。

魔法都市「マハ」で流通していたと思しき大判の古銭

マハマター(Mhachi Matter)

魔法都市マハに縁がある場所で発見されたダークマター。特殊な性質を秘めているらしい

  • パッチ3.2から「魔航船ヴォイドアーク」クリア時に週1回入手できるようになったアイテム。
  • マハマターは、イディルシャイアのゴブリンに渡すことでマテリジャと交換することができる。

ヤフェームの野草(Yafaem Wildgrass)

  • 競走羽が好んで食べるという草。これがヤフェーム湿地原産なのか、「ヤフェーム」の名が付いている。


ケルト神話との関連

クェーサル

  • クェーサル(Cessair)はケルト神話に登場するヴァン族を率いた人物。
  • ノアの孫娘であったクェーサルは、箱舟に彼女の部屋がなかったため、彼女と彼女に従う50人の女と3人の男(つまり53人)は、大洪水が起こりすべての地を浚ったとき、鮭に姿を変えたフィンタン(Fintan mac Bóchra)の上に乗って難を逃れた。フィンタンはその後長く生き続け、いくども姿を変えながら彼が救った人々の話を語り伝えたという。

影の女王「スカアハ」

  • スカアハ(Scáthach)はケルト神話に登場する女神。7つの城壁に囲まれた「影の国」という名の異界を統べる女王。
  • ケルト神話でのスカアハは、クー・フーリン(アイルランド語: Cú Chulainn、キュクレインとも)が数々の難所を潜り抜けながら影の国に来たことに賛嘆し、彼に奥義を授ける。クー・フーリンが彼女の元で修行を終えた時、スカアハは彼に魔槍ゲイ・ボルグ(ゲイボルグ)を与えたという。

関連項目



AmazonPrime Video30日間無料トライアル