スタッフ/前廣和豊

前廣和豊(まえひろ かずとよ)

maehiro_KhAiX44E.png
  • スクウェア・エニックスのゲームクリエイター
  • FF14:新生エオルゼアのイベント統括/メインシナリオライター
Table of Contents

過去関わった作品

  • ダイナマイ・トレーサー、FFT、ベイグラントストーリー、プレイオンライン(ベータ版プランナー)、FFTアドバンス(プランナー)、FF12(バトルシステムデザイン)、ラストレムナント(リードプランナー)、FF14:新生エオルゼア
  • プレイオンラインのベータ版開発が終わった後にFF12に配属となり、当時はセパレートバトルだったが、これを変更しシームレスバトルを採用した。
  • 社歴の半分以上はいわゆる松野組に所属しており、影響を受けた人としても松野泰己氏の名前を上げている。シナリオの書き方なども影響を受けたとのこと。
  • FF12の特徴的なバトルシステム「ガンビット」開発者として有名だが、FFTのゲーム内ミニゲーム(サウンドノベル)「空想魔学小説」についても前廣氏が担当したとのこと。

FF14での仕事

  • 新生エオルゼアからの参加組。
  • そもそもはUI担当として入ったが、後にプロデューサーの吉田氏に肩を叩かれシナリオを書くようになった。
  • 本人曰く「シナリオ書くのは好き」。
  • シナリオ担当となった時のことを次のように書いている。

    思い返せば、私がこのプロジェクトに配属されたとき、「新生エオルゼア」にはラフプロットと呼ばれる、メモ書き程度のストーリーしか存在していませんでした。慌てて膨大な設定資料を読み込み、「旧FFXIV」で曖昧なままにされていた設定を補完したり、新たに設定やキャラクターを追加したりと、「新生エオルゼア」としてのストーリー構築に明け暮れた日々が、まるで昨日のことのように思い出されます。私の年代が「FF」と聞いて思い浮かべるのは、世界に満ちるクリスタルと、それを巡る主人公のストーリー。

    今回、「新生エオルゼア」のストーリーを構築するにあたり、「新生エオルゼア」が「FF」たるために、「ふたつの中心」を作りました。ひとつは「クリスタル」。残念ながら、ここ近年のタイトルではあまり注視されていませんでしたが、だからこそ、「FFの世界を現在の技術で表現する」という「FFXIV」のコンセプトに基づき、クリスタルを巡るストーリーを中心軸としました。もうひとつは「主人公=プレイヤー」であること。RPGにおける主人公は、プレイヤーが操作する自身のアバターです。そのためRPGのストーリーは主人公が歴史の傍観者にならず、必ずストーリーの中心に居なければなりません。主人公が居るからストーリーが成り立ち、主人公が居るからNPCも輝くことができます。プレイヤーの皆さんに、少しでも自身の体験として感じていただけるよう、主人公を中心にストーリーを構築しました。私どもの思う「FF」が、この「ふたつの中心」によって、より良く皆さまにお伝えできていれば幸いです。

  • 「FINAL FANTASY XIV Dev Diary」にも登場している。 ※英語圏向けのビデオだが、前廣氏は日本語で話しており明瞭に聞き取れる。「Story and Lore」特集なので、前廣氏以外に、織田氏、マイケル氏なども登場している。

プライベート

  • プライベートでも新生エオルゼアをプレイしており、新生エオルゼアのアシスタントディレクター髙井浩氏とともにプレイしているとのこと。
  • 1周年記念の14時間生放送で中村悠一氏と極タイタンをプレイした際には、自前のG13(ロジクールのアドバンスゲームボード)を持ち込んだ上、黒魔道士として参戦していた。※中村氏がナイト
    • この時、侵攻編4層に行けというコメントが寄せられたが、NQひろし(髙井浩)とずっと一緒にプレイしており、今4層攻略中なのでここでクリアしてしまう訳にはいかないとして断っており、結果的に極タイタン戦になった経緯がある。
  • 自己紹介動画として公開した「SUPER極タイタン討滅戦」において、ナイトメアがドロップした際に「馬が欲しくて一生懸命ロットしてた黒魔が僕です」といっている。

「男の魂 充電完了!」

  • かつてスクウェア時代の社内誌「スクウェアタイムズ」に「男の魂 充電完了!」と一言コメントを載せたことがある。
    VKqgTFg.jpg
  • 本人曰く、FFTの開発が終わった後のことで、当時スクウェアには開発終了後に報奨休暇があり、夏休みと合わせて2ヶ月半位休みがあった。それで小笠原に充電旅行にいったときの写真。横には高井(NQひろし)もいるはず。とのこと。
    • なおこのセリフの出典は、島本和彦の「逆境ナイン」である。
    • 詳細は「5周年14時間生放送」を参照のこと。
    • ちなみにその下の欄の皆川裕史氏の一言コメントは「かつてない戦慄」。これはスケジュールがあまりにもタイトであったことによる。
    • そして横にいたNQひろし(髙井浩)の一言コメントは「なんでもいいや」というイキリ全開、悟った様な言葉であった。

第13回プロデューサーレターライブのゲスト

  • 2014年3月21日に行われた札幌FATE・第13回プロデューサーレターライブにおいて、「トークセッション コアメンバーに聞く」コーナーの第2回ゲストとして登場した。
  • SUPER極タイタン討滅戦は、このPLLの登場時冒頭で「自己紹介動画」として公開したもの。

数々の仕込みネタ

  • ネタ好きで、しかも自ら製作して仕込んでくる力の入れ様が素晴らしい。

ネタ好き

  • 本人はネタ仕込みが趣味のようで、次項の「SUPER極タイタン討滅戦」動画をはじめとして、14時間生放送では最初”アラガンTシャツ”(ン[ん]がソ[そ]になっている)を着こみ、その後再登場した際には「侵攻編で取ってきた」として”ハイアラガンTシャツ”(背中にIL110の文字)に着替えるなど、細かい芸を見せていた。
  • その他の仕込みネタ
    • 渋谷ヒカリエでの発売記念イベント:首にシャーレアン賢人と同じマーク

ニコ超2015で発表した「ULTIMATE FIGHT FINAL FANTASY XIV」

SUPER極タイタン討滅戦

  • 札幌FATEの第13回プロデューサーレターライブに登場した際に、普段メディアに出ないため「自己紹介」として8ビット時代風の「SUPER極タイタン討滅戦」を作ってきましたと披露した。※上のPLL動画で吉田Pおよび前廣氏などの音声入りで見るほうが楽しい。
  • 本人曰く「夜寝ないで昼間寝て10日ほどでつくったネタ動画です」とのこと。
  • なおBGMは、この動画を祖堅氏に見せたところ、「これは曲つけないとだめじゃん。既存の曲当ててもダメ」ということで専用曲が作られたとのこと。

タクティクスアレキ

イラスト

  • FF14新生エオルゼア1周年記念として行われたイラストカウントダウンでもイラストを公開している。
    illust12.jpg


AmazonPrime Video30日間無料トライアル