DPS

DPS(Damage Per Second)

  • 1.ロール(役割)のひとつ
  • 2.単位時間あたりのダメージ量のこと

概要

  • 1の用法でのDPSとは、いわゆる「アタッカー」を指す。
    • 英語圏のゲームでは、DD(damage dealer)とも呼ばれ、その中でも特に物理攻撃職を指す場合はmelee、魔法攻撃職を指す場合はnukerと呼ぶ。DPSとは、これらのジョブを総称する言葉である。
  • 元々DPSとは2の意味=Damage Per Secondで使用されることが多い。その場合は大抵は「ダメージ/秒」で算出し、「DPSが高いほど優秀なアタッカーである」というような使われ方をする。
  • しかしその後、そのDPSを叩き出せる職ということで、「DPSクラス」などという呼び方が一般化し、現在ではDPSというと両方の意味、またはDPSクラスを指すことが一般的となりつつある。

FF14での用語

  • FF14においては、コンテンツファインダーで特に意識することになる「ロール(役割)」が「Tank、DPS、Healer」の3つに分かれて表示されており、いわば1の用法が公式用語となっている。
  • このロールはかなり厳密なもので、コンテンツファインダーの自動マッチング機能では、4人構成コンテンツの場合には「tank(盾役)1人、DPS2人、Healer(回復役)1人」の構成を最優先としてパーティ編成を行う。
    • 例えば斧術士でコンテンツファインダー登録すると、システム側ではtank1名として数えており、「俺はアタッカーで暴れたいんだ!」と思っていたとしても、システムも他のメンバーも斧術士をtankとしか認識しておらず、ズレが発生してしまう。
    • もちろん自動マッチングではない身内パーティなどでは、セットするアクションを調整したり、またはメンバー間での役割分担を確認し合うことによって例えば呪術士で回復役的な動きをとったり、斧術士でサブタンク・アタッカー的な動きをとることも可能ではある。ただ自動マッチングのコンテンツファインダーでそれを押し通すと混乱のもとになるのは言うまでもない。

混同

  • ただし、吉田P自ら下記のような発言をするなど、1と2の意味が混在している事が多い。

    Naoki_Yoshida

    ううう、DPSがああ、MP管理がああ…… という新生スタート時の全コンテンツ調整も、あと20時間くらいでクローズ。 吉田も開発も最後のQAを見守りつつ、Patch2.1や2.2/2.3の開発に全シフトです。

    こんなに本気でゲームプレイしたの久しぶりです(笑)

    また、開発ではデバッグ表示で各自のDPSをログに表示し、最終的にはDPS理想値に対して どれくらいで倒せるか、実地で細かくデータを取って調整を行います。ちょっとだけログに貼っておきますね。 (ちなみに吉田ですら「DPSどのくらい出てます?」と聞かれてドキッとするので、 当面の間、このDPSコマンドを実装する予定はありませんので、その点ご容赦を)

    • ※ここでの「DPSがああ」や「各自のDPS」「DPS理想値」は、あくまで「単位時間あたりのダメージ量」のことを指しており、それが出せていないためにエンドコンテンツの調整作業に苦労していることを伝えている。

混同しないために

  • これが入り組んでくると、「DPSの出せるDPS」「Tank(またはヒーラー)のDPS」などと意味不明になってくるため、できればロールとしてのDPSについて話すときには、”DPSクラス”または”DPSジョブ”などとクラスやジョブをつけて話すようにすると混乱が少なくなるように思われる。

関連項目

【ロール】

ジョブ】【クラス】



Amazon Music Unlimited 30日間無料体験