ミドガルズオルム

ミドガルズオルム(Midgardsormr)

Table of Contents

七大天竜

最初の龍

  • ハイデリンにおいて最初に生み出された龍という設定。

「竜の星」

  • 実際には、惑星ハイデリンの生まれではなく、「竜の星( the Dragonstar)」の生まれだという。
    個体名、ミドガルズオルム。
    我らが星と敵対する、「竜の星」の赤きたてがみ。
    これまでの話から推測するに、大昔、
    オメガもミドガルズオルムも、こことは別の星に住んでいた。
    そして……彼らの星同士は戦争をしていた。
    ミドガルズオルム
    ミドガルズオルム : これぞ原初の星が抱く、滅びの光……!

ハイデリン

  • その後、ミドガルズオルムは子を連れて「竜の星」を離脱し、ハイデリンにたどり着いたという。
    戦いの結果、ミドガルズオルムは子を連れて故郷を離脱。
    追ってくるオメガをかわしながら、
    この星に辿りついた……というところだろう。
    フレースヴェルグ : 我が父は……
    人の言葉で言うなれば、とても愛情深い方なのだ。
    そうでなければ、彼方の昔、
    我ら7つの子のために、星の大海を渡ることもなかったであろう。
    そして、たてがみすら燃え尽きるほどの、苦難の旅の果て……。
    辿り着いた、この青き星にも、
    かけがえのない想いがあろうよ。


ネタバレ警告】(クリックで展開します)

  • パッチ6.0を最後まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。


再警告:ネタバレ警告!】(クリックで展開します)

  • ミドガルズオルムがハイデリンに到着したのは、世界の分断後であるという。
    ヤ・シュトラ : テロフォロイは、終末を引き起こすと宣言した……。
    その災厄は、かつてこの星が14の世界に分かたれる前にも、
    起こっていたものなのよ。
    ヤ・シュトラ : 長きを生きる竜として、何か知っていることはないかしら?
    ヴリトラ : 残念ながら。
    父祖ミドガルズオルムは、故郷の星を戦乱で追われ、
    私たちの卵だけを携えて星を渡ってきたそうだ。
    ヴリトラ : そしてこの地に到着したとき、
    すでに世界は分かたれていたと聞く。
    ヴリトラ : それ以前のことであれば、父とて、
    ハイデリンから告げられないかぎりは知る由もないだろう。
  • ハイデリンを選んだ理由
    ヴリトラ : 君たちは、星の意思を測りたいのか?
    だとすれば、ひとつ、話せることがあるかもしれない。
    ヴリトラ : 私がまだ幼かった、遠い昔のことではあるが……
    一度だけ「なぜこの星を選んだのか」と、
    父に問うたことがあったのだ。
    ヴリトラ : 父は言った。
    ここが「最後に残った希望」であったのだ、と。
    ヴリトラ : ハイデリンが屈さぬかぎり、
    ここでなら竜の未来も拓けるやも知れぬ……
    そう考えたのだと。
    ヴリトラ : 父の言葉は重々しく、切実だった。
    私は真意を追求することもできず……それきりだ。
    ヴリトラ : ただ、少なくともハイデリンには、
    父が信じるだけの思惑があるのだと私は考えている。

銀泪湖の龍神伝説

  • 時神「アルジク」に続いてその妹「ニメーヤ」が渦より誕生しこの世に水の理が生じると、世界の中心に「銀泪湖」ができた。水の理とともに湧き出でたこの湖は、途切れることなく、魔力の湧き出る「魔力の源泉」であった。
  • 二柱の神は、湖が悪しき者の手に渡らぬよう水の理と共に現出した幻龍「ミドガルズオルム」に守らせることにした。後の人々はこの龍を「湖の守り神」として、崇め奉ることにしたという。

モードゥナとミドガルズオルム

  • ミドガルズオルムの亡骸は、そのまま「アグリウス」に巻き付く形で残っており、エオルゼア側では「黙約の塔」と呼び監視体制を敷いている。
    黙約の塔

第八霊災後

  • 後に漆黒秘話において、”第八霊災”が起こった世界の「その後」が語られ、ミドガルズオルムが登場している。
    突如、地鳴りのような音が周囲に響いた。
    咄嗟に身構え、周囲に視線を走らせる。
    仲間のひとりが「おい、あれ!」と隠れ家の方を指さした。振り返って、思わず口が開いてしまう。
    廃戦艦に残された錆だらけの装甲が、ミシミシと音を立てていた。
    いくつかはそのまま剥がれ落ち、湖面に大きなしぶきを立てる。
    もとから崩れそうな廃墟ではあったが、ついに限界が来たのだろうか。
    ――否。外殻に絡まっていた“それ”が、まるで息を吹き返したかのように動きだしたのだ。
    誰かが、震える声で言った。
    
    「幻龍……ミドガルズオルム……!?」
    
    再び、天まで震わすような音が響いた。
    それは、龍の咆哮だった。
    「我はヒトの牙に非ず。
     されどこの星に間を借りる者として、汝らの願いに力を貸そう。
     我を堅き城壁とし、都市を築いて、さらに知恵を積むがいい。
     その果てにいつかは来たるだろう――新たな平和の時代、ヒトが星暦と呼ぶものが」
    (漆黒秘話 第8話)

FF14に登場する他のドラゴン族

他のドラゴン族との類似

  • 次元の狭間オメガ」でのミドガルズオルム戦後に、ミドガルズオルムが神龍に似ていることをシドが指摘している。
    シド : その最中に、ふと気づいたんだが……
    ミドガルズオルムの姿が、どことなく神龍に似ていなかったか?
    シド : 神龍は、背景となる信仰を持たない蛮神だった。
    だから、あの姿は、第七霊災の折に召喚者に焼き付いた、
    「バハムート」の模倣だったのではとの説もあるそうだ。
    シド : だが、ここにきて、もうひとつの仮説を立てられる……。
    すなわち、この星におけるドラゴンの祖である、
    ミドガルズオルムを模した可能性だ。
    シド : ……神龍の召喚者とて、直接的には意識していないだろう。
    だが、長い歴史の中で根付いた、竜というものの概念が、
    ミドガルズオルムに起因するとしたら。
    シド : 無意識のうちに似ることも、ない話ではないと思う。
    それを確かめるすべはないんだが……。
    シド : ふむ……
    俺たちとオメガの因縁は、神龍が召喚されたことではじまった。
    それは案外、宿命だったのかもしれないな。

ミドガルズオルムの位

  • 一部でミドガルズオルムやニーズヘッグドラゴン族の神=蛮神ではないかという指摘があったが、公式回答が出ている。

    ちなみに「竜族」もエオルゼアの人々が呼ぶ「蛮族」に該当します。つまりは……。

    ニーズヘッグは神ではなく竜族の高位に位置する竜、ミドガルズオルムも特別ではありますが神ではありません。

    人間にとっても王は時代によって何人もいますよね。今言えるのはこれくらいです。

    • ※この回答時点ではダラガブの謎も、バトルコンテンツ「大迷宮バハムート」も未発表であり、それをぼかした表現となっている。

北欧神話

  • ミドガルズオルムは、ヨルムンガンドとも呼ばれ毒蛇の怪物として北欧神話に登場する。
  • 神話によれば、ロキが巨人アングルボザとの間にフェンリル・ヨルムンガンド・ヘルをもうけたという。

関連項目

モードゥナ】【ガレマール



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