はじめてのファイナルファンタジーオンライン

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  • ここでは、現行版FF14をプレイしていない人のための基本的な用語/概念解説をしています。
Table of Contents

公式でもオンラインゲームを始める人向けのページが用意されている。

http://jp.finalfantasyxiv.com/pr/start_ffxiv/





基本概念

【世界の名前】
FF14の世界全体はハイデリンと呼ばれるが、当初メインとなる領域はハイデリン内の一地域エオルゼアと呼ばれる地域になっている。
ワールドマップ】
ハイデリン全体のマップは公開されていない。実装されているエリアがエオルゼアの一部でしかないため、ワールドマップとしては「エオルゼア全図」のみが公開されている。
【通貨】
従来のFFシリーズと同様ギル。その他、その時々の新しい装備群と交換可能な専用通貨(アラガントームストーン)がある。
【軍票】
またグランドカンパニーごとの軍用通貨「軍票(ぐんひょう・CS)」もあり、こちらはグランドカンパニーから支給されるチョコボや装備などの購入に必要となる。
【持ち物制限】
  • 重量制限はなく枠数での制限のみがある。装備や薬品に関係なく一律数量(枠数での)管理。
  • ギルや専用通貨についても、それぞれ別の通貨枠で管理されている。
  • 一部薬品(ポーション)や食事アイテムに、ダースや99個単位でひとまとめにし持ち物として1枠にできるものがある。またシャードやクリスタルは、かばんの中でも専用に用意された別枠での管理となっている。
【食事】
戦闘時に役に立つ一時的なステータス上昇効果がある。ただし「食事を摂らなければ動けない、叫べない」など、食事をしないことによる行動制限はない。

プレイヤーキャラクター

【キャラクター】
  • プレイヤーが操作するキャラクターはサーバーで管理される。すべての動作がサーバーに記録され、失敗してもリセットできない。またあなたがログアウトしている間もオンラインの世界は進んでおり、止まることはない。オフラインモードはなく、必ずサーバーに接続してプレイする必要がある。
  • FF14はマルチプラットフォームで作られており、WindowsPCでもPS3でも同一アカウントでプレイすることができる。ただしPCではWindows用、PS3ではPS3用それぞれの環境用のクライアントソフトが必要となる。
  • クライアントがWindowsPC・PS3に関わらずプレイするワールドは共通で、WindowsPCで初めて途中でPS3でプレイすることもできる(ただしパッケージはWindowsPC版・PS3版の2本が必要)
  • サーバーが同じであれば異なるプラットフォーム同士でもプレイが可能。
【キャラクター名】
  • キャラクター名に使用できるのは、「a~z」の英字と、「'」。
  • 文字数は2~20文字(ただし現行版から引き継いだ場合は21文字以上でも引き継ぐことができる)。
  • 名・姓にわかれ、それぞれ先頭文字だけが自動的に大文字となる。その他の箇所で大文字にすることも出来ない。名のほうが先に来るので注意。
    • ※ひらがなやカタカナ、漢字、記号類は使用不可能。
    • ※「'」の位置にはルールがあり、どこにでも置けるわけではない。

サーバー・マップ・移動手段

【サーバー】
  • 地球上の3つの地域(リージョン:日本アジア、アメリカ、ヨーロッパ)ごとに別々の物理サーバーが割り当てられる方式となっている。
  • 複数台の物理サーバーにより構成された1つの世界を「ワールド」と呼ぶ。プレイヤー間ではワールドに対してこの**サーバという呼び方が一般的である。
ワールド
ワールド間はつながりがなく通常時は移動できないが、「ワールド移転サービス」というオプションサービスが用意されており、有償で移転することができる。また「コンテンツファインダー」と呼ばれるワールドをまたいだパーティマッチングシステムが用意されている。
【キャラクター作成】
  • FF14では、サービス当初からワールドがフリー選択制となっている。ただし多くのワールドは混雑状態となっており、新規にキャラクター作成することが困難な状況になっている。
【マップ】
  • 新生FF14のマップはゾーン方式で、ゾーン間の移動中は数秒暗転する。その間もチャットログが途切れることはない。
【エリア】
  • マップは、エリア(地方)と呼ばれる最小単位で構成され、そのエリアが1つ~数個の単位でリージョンと呼ばれる単位にまとめられている。
  • たとえば「黒衣森」と呼ばれる地域では、中央森林、北部森林、南部森林、西部森林、東部森林と5つのエリアに分かれている。この1つ1つがゾーンで、ゾーン間を移動するときにマップデータ読み込みが発生する。
【移動手段】
  • 【チョコボ】:人が乗れる大型の鳥。チョコボ厩舎でチョコボが一時的にレンタルできるのに加え、メインクエストを進めることで自分専用のチョコボが持てる。「マイチョコボ」「バディ」
  • 【飛空艇】メインクエストを進めることで、定期航路運航の飛空艇が利用できる。ただしテレポ魔法が誰でも使えて便利なためあまり利用されていない。
  • 【船】:定期航路運航の船が利用できる。リムサ=ウルダハ間のフェリーは有料、その他地域内での定期船は無料。飛空艇同様ほとんど使われていない。
  • 【テレポ・デジョン】
    • FF14では、クラスやジョブに関係なく誰もがテレポ魔法やデジョン魔法を使うことができる。テレポ魔法は現在地からの距離に比例したゲーム内通貨ギルでの支払いとなっている。デジョン魔法は無料だが、再使用までに15分のリキャストが発生する。
    • なおテレポ魔法で移動するためには、一度移動先の「エーテライト」を徒歩などで訪れた上で手で触れて「交感」する必要がある。パーティを組んだ状態でテレポ魔法を唱えると、交感して開通済のメンバーは全員移動ができるが、交感していない(未開通)メンバーはその場に取り残される。
【開始都市・グランドカンパニー】

コミュニケーション

【ギルド/クラン】
  • プレイヤー同士のプレイヤーズギルド(クローズドコミュニティ)は、FF14では「フリーカンパニー(フリカン、FC)」と呼ばれるものがある。
  • フリーカンパニーは1キャラクターで1つだけ所属できる。フリーカンパニーはアジト(ハウジング)やチャットチャンネルや、ギルド倉庫、ギルド掲示板の仕組みを持っており、フリーカンパニーポイントを貯めることで様々なゲーム内特典を受けることができる。
  • チャットルームとしては、リンクシェル(LinkShell:LS)という仕組みもあり、こちらは8チャンネルまで複数所属することができ、メンバー間の専用チャットチャンネルに参加できる。
【チャット】
Say(白色:周辺に聞こえる)、Tell(ピンク色:個人対話)、Yell(黄色:エリア内広範囲で聞こえる)、Shout(オレンジ色:シャウト、エリア内全範囲で聞こえる)、PT(パーティ)チャット、FC(フリーカンパニーチャット)、LS(リンクシェル)チャットの7種類。
  • ※YellとShoutがFF11とは異なっているので注意が必要。

職業(クラス/ジョブ)・成長

【クラス】
FF14では「経験値レベル制」を取っており、戦闘やコンテンツ/クエストをクリアすることで経験値を獲得し、一定量を蓄積すればレベルアップして成長する。
  • ゲーム開始時は戦闘系のクラスからのみ選択できる。ゲーム開始時のクラスは開始都市にだけ影響し、その他は一切関係しない。開始クラスが剣術士だとして、あとで幻術士にチェンジしてもデメリットはまったくない。むしろ1キャラクターで多くのジョブを育成するとサブクラスアクション(アディショナルアクション)が使えるなどのメリットがある。なお複数クラスを上げることによるステータス面でのメリット(HPがあがるなど)はない。
  • レベル30まで育成すると、より戦闘に特化した「ジョブ」を習得することができる。高レベルコンテンツではクラスではなくジョブが大前提となっている。
  • ステータスやフィジカルボーナスの割り振りはクラス(ジョブ)ごとに切り替えられるため、クラス切り替えをすることにデメリットは一切ない。
【アーマリーシステム】
  • FF14では「アーマリーシステム」という仕組みを採用しており、開始時に選択したクラスに関係なく、時間をかければ1キャラクターですべてのクラスやジョブを成長させカンストさせることができる。
  • また戦闘時以外ではいつでも自由にクラスやジョブを替えることができる。一部のコンテンツでは特定場所でのみクラス・ジョブを変更することもできるものがある。
ジョブ
クラスを一定程度(レベル30)成長させるとクエストが始まる上級職。ジョブ取得後はいつでもジョブチェンジでき、パーティなどで役割に特化した戦い方ができるようになる。取得条件を満たすには2種類のクラスのレベルを上げる必要がある。
【レベリング】
基本的にはプレイヤーキャラクターのレベルを上げることで成長し、武器や防具の成長要素はない。その後、ゾディアックウェポン、アニマウェポンと呼ばれる武器を成長させる仕組みも導入されたが、予め決められた範囲内でのみ成長させることができるものである。※ステータスを恒常的に上昇させる効果のある「マテリア」を装着できる装備もある。
  • ゲーム開始時はゲーム内の職業として「クラス」を選択することになり、その後クラスのレベルを上げていくと他のクラスを習得したり、または上位の「ジョブ」を習得しジョブチェンジできるようになる。
  • 新生FF14では、いわゆる「野良狩り」(一般フィールド上での野良Mob狩り)はあまり行われず、基本的にはメインクエストを追っていくことでクリア報酬が得られ、それ以外では各地で随時発生する「FATE」や個人向けのギルドリーヴ、討伐手帳、パーティ向けの「レベリングダンジョン」などで行うことになる。
【レベルキャップ】
プレイヤーキャラクターの成長はレベル50で頭打ちとなり、それ以上は経験値が獲得できなくなる。レベルキャップは「蒼天のイシュガルド」でレベル60まで開放された。「紅蓮のリベレーター」でレベル70まで解放される。
【マテリアシステム】
武器や防具自体は成長しないが、使用して錬精度が溜まった武器防具を「マテリア化(魔石化)」し、そのマテリアを他の装備に装着することで一定量性能を上昇させることができるマテリアシステムがある。
【レベルシンク】
ほとんどのコンテンツでレベルシンクシステムが導入されており、コンテンツ推奨レベルよりも高レベルのキャラクターは推奨レベルに合わせてキャラクターレベルが自動的に調整される。少しレベル差が開いてしまったフレンドやフリーカンパニーメンバーとも、レベル差を気にすることなく同じコンテンツをプレイできる。レベルシンクされる側(レベルが高い側)も装備品を着替える必要がなく、装備の性能が自動的にシンクされたレベル相当に調整される。※レベルが低い方の装備がレベルが高い方の装備レベルに調整されるわけではない。あくまで上から下(コンテンツごとの規定レベル)への調整のみ。

戦闘・パーティ・モンスター

【戦闘】
  • FF14はオートバトル方式(一度戦闘を選択すると自動的に殴る状態)で、さらにアクションを選ぶことで技を繰り出したり魔法を打つことができる。またソロコンボという自分だけのコンボ要素もある。
【HP/MP/TP】
  • HP(ヒットポイント)やMP(マジックポイント)は、通常(非戦闘)時は急速に回復し、数秒で全回復する。ヒーリング(回復待ち)を行うことは通常行動ではほとんど必要なく、ごく一部のダンジョンでのボス戦前を除き、連続的に戦闘が行われていく。
  • HP/MPは、戦闘中(敵視を受けている間)は自動回復はやや緩やかになるが、それでも一定量ずつ回復が行われる。HP/MP共に、一定量回復ができる薬品が数種類用意されており、また、一部のアクションで攻撃時に回復するなどの効果を持つものがある。
  • TPについては、平常時は1000を上限に数秒で急速に回復する。戦闘時は、アクションを実行すると減少するが、こちらも同様にゆるやかに回復する。アクションでは唯一、槍術士の「気合」でTPを300回復できる。なお薬品で回復する手段もあるが通常利用されていない。
【リミットブレイク】
  • 4人以上のパーティバトルでは「リミットブレイク」と呼ばれるパーティ全体での必殺技もある。ゲージはパーティ共通で、誰かが打てばゲージはゼロに戻ってしまう。ロール(クラス/ジョブごとに決められた役割)ごとに技の種類が異なる。
【横殴り】
  • 他のプレイヤーが戦っている敵を後から殴ることは、FF14ではむしろ推奨されている。一般モンスターについては、FA(ファーストアタック、ファーストタッチ)をしたプレイヤーには討伐した際の経験値と戦利品獲得権が確定で与えられる。横殴りしたプレイヤーも1/3程度削ることができた場合については経験値やクエストアイテム、討伐フラグなどを得ることができる。
【モンスターの取り合いある?】
  • ほぼすべての対モンスター戦では、複数のプレイヤーやパーティで共同して戦闘する仕組みになっており、報酬についても各自の貢献度に応じて個別にドロップ判定される。
  • フィールド上で行われるフリー参加のコンテンツである「FATE」についても、最初に叩いた人(FA)が権利を得るなどの仕組みはなく戦闘開始後の貢献度により自動的に報酬が判定される。
  • FF14ではフィールド狩りするよりもクエストや討伐手帳、FATE、レベリングダンジョンなどでレベリングを行うほうがはるかに早いため、フィールドモンスターをレベリング目的で狩り続ける人はほとんど見かけない。
  • ただし、生産に使う素材目的などで同じモンスターを狩り続け、取り合いになることは考えられる。とはいえ、モンスター素材が取り合いになるということは非常に稀であり、それ以上に多数のプレイヤー・ゲーム内コンテンツにより排出されるよう調整されているため、一部のプレイヤーによりモンスター排出素材が独占されるといったことはゲーム開始初期以降は発生していない。
ロット
  • FF14ではモンスターがドロップしたアイテムは、地面には落下せず各メンバーのかばん(インベントリ)に入る。※フィールド上にアイテムを置くことは出来ない。
  • なお宝箱にはパーティメンバーそれぞれに出てくる「個人箱」と、パーティ全員で1つしか出ない「共通箱」がある。個人箱は各個人それぞれでオープンする必要があるが、共通箱はメンバーの誰かが開ければ良い。共通箱の場合は、その後「Need/Greed/Pass」のロット行為を行うとサイコロが振られて振り分けが行われる。
【ペットとの共闘】
  • 「バディ」と呼ばれるペットと一緒に戦うことができる。バディはマイチョコボを一定条件を満たした後でバディ化することで入手できる。チョコボに騎乗しての戦闘については、将来的な拡張で専用フィールドでのバトルコンテンツが用意される予定。
  • バディ以外に、「ペットジョブ」が用意されている。「巴術士」や、巴術士を育成することでチェンジできるジョブ召喚士ジョブ学者でも専用のペットを使役して戦うことができる。

ペット

【ペット種類】
FF14のペットには、チョコボ(マウントシステム)、バディ、ミニオン、ペットジョブ用のペット(カーバンクル、エギ、フェアリー)がいる
【マイチョコボ】
メインクエストをある程度進めるとレベル20で入手できる。
【バディ】
チョコボと一緒に戦えるシステム。マイチョコボ入手後にバディ化することで入手。「ギサールの野菜」を使うことで呼び出す。
【ミニオン】
名前をつけたり成長する要素はないが、飾りとして連れ歩くことができるペット。誰でもお店で買える。
【ペットジョブ
新生FF14では、巴術士召喚士・学者がそれぞれペットを使役できる。

アイテム

【かばん】
  • FF14ではアイテムを入れられる”かばん”が標準で100個用意されている。その他の拡張領域として「リテイナー」と呼ばれる専用のNPCに一定数預けることができる。リテイナーは一定レベルまでメインクエストをこなした後、街のNPCに話すと無料で2体まで雇用することができる。
【エクレア】
  • 「他人に一切譲渡できない(Ex)」、金庫やかばんを含め「2つ以上所持できない(Rare)」という2つのアイテム属性を併せ持つアイテムのこと。ExRareを縮めてエクレアと呼称する。
  • レアアイテム争いが過熱することを避けるために、一度入手するとそれ以上の獲得競争が起こらないことを目的として導入された。比較的高価なアイテムやイベントアイテムに多い。
アイテムレベルレアリティ
装備品のゲーム内での強さの基準やレア度を示す指標。アイテムレベルはインスタンスレイドなどでの入場時にチェックされ一定以上ないと入場制限がかかったりする。アイテムレベルが数値で表示されるのに対して、レアリティは5段階の「色」で表示される。
【マーケット】
  • FF14ではマーケットと呼ばれるアイテム販売の仕組みが導入されている。リテイナーを雇用した上でマーケットに出品すると、ログアウト状態でもものを売ることができる。
  • なおバザーの仕組みは用意されない。

関連項目

新生エオルゼア プレイFAQ 新生FAQ



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